みなさん、美味しいコーヒーをキャンプで飲みたいと思ったことはありませんか?
一度経験がある方には分かるはず。
キャンプで飲むコーヒーって格別ですよね。
まずは、キャンプに持っていくコーヒー豆の準備から!美味しいコーヒーは、あなたの好みに合わせたコーヒー豆を自分で挽くことからはじまります。
ゆったりとした時間を過ごすキャンプであれば手挽きミルでじっくりと豆を挽くのも楽しい時間の過ごし方となるかもしれません。
【コーヒー豆を挽く魅力】
コーヒー豆を挽くのは、コーヒーの成分を引き出しやすくするのが大きな理由。極端にいうと、コーヒーを豆のまま長時間お湯につけておけば抽出できますが、粉状に砕いた方がお湯に触れる面積が大きくなり、十分な成分が抽出できるんです。
また、コーヒーの香りがもっとも出やすいのは、コーヒー豆を挽いた瞬間。鼻先にふわっと広がる香りが、これからコーヒを味わう楽しみのひとつにもなります。
【コーヒー豆の種類を知ろう】
「コーヒー豆」といっても、生産国によって味・形・香りはさまざま。その土地の気温・日照条件・雨量などに合う栽培法がとられており、まろやかなコクがあったり後味がすっきりしたりします。
一例がこちら。
【非水洗式アラビカ種】
地域:南米系
特徴:甘味を伴った、やわらかな苦味と適度な酸味
生産国(銘柄):ブラジル
地域:アフリカ・アラビア系
特徴:フルーティーな甘い香りとやわらかな酸味とコク
生産国(銘柄):エチオピア(モカハラー・モカジマ)、イエメン(モカマタリ)
【水洗式アラビカ種】
地域:中南米系(メキシコを含む)
特徴:甘い香りとすっきりした酸味、さわやかな後味
生産国(銘柄):メキシコ、グアテマラ、エルサルバドル、ホンジュラス、ペルー、ブラジル
地域:コロンビア系
特徴:甘い香りとしっかりした酸味とコク、重厚な風味
生産国(銘柄):コロンビア
地域:アジア系
特徴:軽やかな酸味とコク、穏やかな風味
生産国(銘柄):インドネシア(ガヨマウンテン)、インド(プランテーション)
地域:ハワイ系
特徴:さわやかな酸味と適度なコク
生産国(銘柄):米国(ハワイコナ)
【スマトラ式アラビカ種】
地域:アジア系
特徴:なめらかな苦味と深いコク
生産国(銘柄):インドネシア(マンデリン)
【非水洗式カネフォラ種】
地域:アジア・アフリカ・南米系
特徴:やわらかな苦味と独特の香ばしさ
生産国(銘柄):インドネシア(AP)、ベトナム、ウガンダ、ブラジル、コートジボワール
このほか、焙煎方法やブレンド(複数の豆を混ぜること)した種類によっても、風味が変わります。いろいろ試してみて、自分の好きなコーヒー豆を見つけてくださいね。